楽天証券のレビュー【つみたてNISA口座開設して使ってみた感想】

楽天証券のレビュー【つみたてNISA口座開設して使ってみた感想】 不労所得と複利のほったらかし投資
この記事は約10分で読めます。

証券会社選び、迷いますよね。
今回はつみたてNISAをするため楽天証券に口座を開設してみました。
口座開設の手続きから実際に使ってみた感想、レビューを記録しています。
この記事を読むと楽天証券の口座の使用感がわかります。
普段楽天を利用している方は必見です。

楽天証券のレビュー

楽天証券に口座開設してみてどうだったかというと、
かなり高評価です。

楽天証券

新規口座開設数No.1

楽天ポイントが使える、たまる

投資信託の売買手数料0

iDeCo,NISA対応

9

使いやすさ

9

お得さ、コスト

9

開設手続き

9

商品数

使いやすさ、お得さ・コスト、開設手続きのすべてが高得点です。

ただし、お得さについてはポイント還元率が変わる予定になっているので、少し下がる予定ですが、それでも楽天ユーザーなら口座開設して投資信託を始めると0.5倍ポイントが加算されるのでメリットはあります。

ただしほんの少しですが、デメリットもありますので、先にお伝えしますね。

楽天証券の特徴(イマイチな点)

楽天証券の特徴(イマイチな点)
楽天証券の特徴(イマイチな点)

楽天証券のデメリットは以下です。
・いろいろ手続きがしたくなってちょっとめんどくさい
・結果楽天に囲まれた感じになる。
楽天を使わない人にはメリットが少ない

楽天は証券会社だけでなく、
楽天市場、銀行、電気、クレジットカード、携帯電話などのサービスをたくさん持っています。
しかもそのサービスを使えば使うほどポイントの倍率が高くなってお得です。

なので、思わずいろいろ手続きをしたくなってしまいます。
手続きは一回きりなのですが、お得な倍率を得ようとすると証券会社、銀行、カードとそれぞれ手続きが必要なので、少しめんどくさいです。
例えば、証券会社で本人確認書類を出したのにまた銀行でもおなじものを要求されます。(おそらく同じ楽天でも別会社だからなのだとは思いますが、もう少し簡素化できないのかなと感じました)

結果的に楽天に囲まれた感じ(楽天経済圏の人)になってしまいます。

楽天証券の特徴(良い点)

楽天証券の特徴(良い点)
楽天証券の特徴(良い点)

楽天証券の特徴(良い点)は
・口座開設手続きが簡単(オンライン完結)
・楽天ポイントがたまる
・楽天ポイントで投資できる
・手数料は大手ネット証券の中でもトップクラス
・投資信託の手数料が一覧できる!(めちゃくちゃ便利)
・ウェブサイトが使いやすい
・楽天証券への入金はリアルタイム入金ですぐできる
・投資信託の積立は楽天クレジットカードがお得
・楽天証券のアプリiSPEEDは株取引用
・楽天銀行との連携でお得
です。

順番に解説します。

楽天証券の口座開設手続きは1週間(オンラインで完結)

口座開設手続きはオンライン完結で約1週間で取引ができるようになりました。

楽天証券の口座開設手続き
  • 申し込み
    口座開設申し込み
    楽天証券のウェブサイトから申し込み。本人確認書類はオンラインで送信できた。
  • 1週間後
    ログインIDメール
    メールが届き、ログインができるようになった。リアルタイム入金するとすぐにお金が入金されて、取引ができる状態になった。

コロナの影響もあってかもしれませんが、オンラインでやっているのに1週間は少し時間がかかるなという印象でした。

楽天証券で楽天ポイントがたまる

楽天ポイントがたまる
楽天証券で楽天ポイントがたまる

楽天証券で、楽天クレジットカードで投資信託を購入すると、楽天ポイントが貯まります。
楽天クレジットカードで月額5万円まで、積立投資ができます。
100円で楽天ポイントが1ポイントつくので、
還元率1%です。

ポイントを使って月1回500円以上、投資信託を買うと、
楽天市場の商品のポイントが+1%されます。
楽天ポイントと現金の合計が500円以上なら条件クリアです。

・楽天カード
・楽天銀行
は一緒に申し込むとメリットがあります。

さらに
・楽天モバイル
・楽天ひかり(インターネット)
・楽天でんき
でもポイントが貯まり、最大で楽天でのお買い物のポイントが16倍も貯まるようになります。

楽天ポイントで投資できる

たまった楽天ポイントを投資することができます。
投資信託や株の注文に使えます。

楽天ポイントなので、もちろんお買い物に使うこともできますが、
ポイントを投資できると、複利のパワーを使うことができ、お得です。

楽天証券の手数料は大手ネット証券の中でもトップクラス

楽天証券の手数料は大手ネット証券の中でもトップクラス
楽天証券の手数料は大手ネット証券の中でもトップクラス

楽天証券の手数料はネット証券の中でも一番安い部類に入ります。

・口座維持手数料 0円
・売買手数料 1日50万円までは0円(1日定額コースの場合)
・投資信託は買付手数料は無料。

売買手数料は
・超割りコースと
・いちにち定額コースの2つがあります。
50万円以下で売買するなら、いちにち定額コースが断然お得ですね。

超割りコースの手数料

超割りコースも他の証券会社と比べると安いです。

取引金額新手数料
5万円まで55円(税込)
10万円まで99円(税込)
20万円まで115円(税込)
50万円まで275円(税込)
100万円まで535円(税込)
150万円まで640円(税込)
3,000万円まで1,013円(税込)
3,000万円超1,070円(税込)
楽天証券の超割りコースの手数料2020/8現在
出典:楽天証券
いちにち定額コースの手数料

1日定額コースは1日の取引金額が50万円以下なら0円というところがすばらしいですね。

1日の取引金額合計手数料
50万円まで0円
100万円まで943円(税込)
200万円まで2,200円(税込)
300万円まで
以降、100万円増えるごとに1,100円(税込)を追加。
3,300円(税込)
楽天証券のいちにち定額コースの手数料 2020/8現在
出典:楽天証券
米国株の売買手数料

国内株式とは別で米国株は手数料が設定されています。

約定代金手数料
2.22米ドル以下0円
2.22米ドル超 ~ 4,444.45米ドル未満約定代金の0.495%(税込)
4,444.45米ドル以上22米ドル(税込)
楽天証券の米国株の売買手数料の手数料 2020/8現在
出典:楽天証券
海外ETF(上場投資信託)の買付手数料は無料

以下の3社の合計9銘柄は買付手数料が無料です。

・バンガード社(VT, VOO, VTI)
・ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ社(SPY, RWR, GLDM)
・ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント社(GDAT, GDNA, GFIN)

注意点:
信託手数料はかかります。(銘柄により0.03%-0.5%)
外貨での買付になります。

投資信託の手数料が一覧できる

これは僕のお気に入りポイントです。
投資信託を選ぶ時に管理費用(信託手数料)を確認するのですが、楽天証券は投資信託の手数料の一覧を確認できます。

つみたてNISA→ファンド一覧から選ぶ→手数料等
で確認できます。

ウェブサイトが使いやすい

注文画面もわかりやすくて、使いやすいです。
初心者の方でも「次どうすればいいのかわからない」とはならないです。

下は9月からつみたてNISAを始めるときの画面です。
つみたてNISAは年間40万円までできるので、月額33333円の配分を決めます。

楽天証券のつみたてNISAの注文画面1)

9月からだと年末まで残り4ヶ月で、上記の金額月々33333円では年内の枠が残ります。このため、増額の設定が同じ画面でできました。

楽天証券のつみたてNISAの注文画面2)
今年のつみたてNISAの上限まで増額する

これで2020年は上限の40万円まで投資枠を使うことができました。
スムーズでわかりやすいです。

楽天証券への入金手続きはすぐできます

口座開設完了後、リアルタイム入金の手続きをすると、
すぐに残高が反映されました。

入金したお金は「預かり金」になります。
取引もすぐ始められます。
必ず証券口座と同じ名義(自分の名前)の銀行口座から手続きをします。

投資資金は預かり金、楽天クレジットカード、銀行などから選べる

投資資金は
・預かり金、
・楽天クレジットカード、
・銀行などから選べます

積立投資信託やつみたてNISAの場合、
楽天カードで決済するとポイントが1%つきます。
地味ですが、これも大きなメリットの一つです。

銀行は楽天銀行か、その他の銀行かどちらかを選べます。

楽天証券のアプリiSPEEDは株取引専用

楽天証券のアプリはiSPEEDというアプリで、チャートを確認したり、売買もできるようになっています。
アプリでは
・現物株式
・信用取引
・米国株式
の注文ができます。

残念ながら、投資信託の注文はこのアプリではできません

携帯で投資信託の取引をしたいときは、ウェブサイトでできます。

楽天証券のスマホ用ウェブサイトの画面
投資信託の取引はスマホサイトでできます。

楽天銀行との連携:マネーブリッジもお得

マネーブリッジ楽天証券と楽天銀行の口座を連携するサービスです。
・お金の自動入出金ができる
・銀行金利が0.1%(大手銀行の100倍)
・ハッピープログラムでポイントがたまる

お金の自動入出金ができる

お金の入出金は、普通は入金手続きをして、銀行から証券会社にお金を移しますが、楽天は銀行と証券会社の両方をつないで自動で入出金ができます

株や投資信託を買う時に、楽天銀行にあるお金を自動的に入金したり、
楽天証券に余っているお金を楽天銀行に自動的に出金しておくことができます。

手間が省けて良いです。

下記のように
楽天銀行に残しておく金額を設定しておけば、それ以上のお金は動かせないので、安心です。
楽天証券に残しておく金額を設定しておくこともできます。

銀行金利が0.1%(大手銀行の100倍)

預金金利0.1%は銀行としてはかなり高いほうですね!

大手銀行は0.001%が主流(2020/8現在)なので、かなり頑張っている方だと思います。

ただし、0.1%なので、100万円預けて年1000円ですので、利回りとしては投資しては低いです。

ハッピープログラムでポイントがたまる
ハッピープログラムでポイントがたまる
ハッピープログラムでポイントがたまる

マネーブリッジに申し込むと、取引ごとに楽天ポイントがたまるハッピープログラムが使えます。

ハッピープログラムのメリット
・楽天証券での取引に応じて楽天ポイントがもらえる
・ATM手数料が月7回まで無料
・楽天銀行どうしなら振り込み手数料が無料

楽天証券での取引に応じて楽天ポイントがもらえる

ハッピープログラムに入っていると楽天証券での取引に応じて楽天ポイントがもらえます。
・国内株式なら手数料100円ごとに1ポイント
・投資信託なら残高10万円ごとに4ポイント

です。

特に投資信託は金額が大きくなってくると毎月ポイントがつきます。
100万円の残高で1ヶ月40ポイント=年480ポイントなので、
0.048%とあまり多くはありませんが、ないよりは良いですね。

ハッピープログラムはATM手数料が月7回まで無料
ハッピープログラムはATM手数料が月7回まで無料
ハッピープログラムはATM手数料が月7回まで無料

お金をATMで引き出す時の手数料も1回100円以上取られていると預けているお金の利息の何百倍もの金額を支払い続けることになりますよね。
ハッピープログラムに申し込んでおくだけで月7回まで無料になるのはうれしいです。

楽天銀行どうしなら振り込み手数料が無料

楽天銀行どうしなら振り込み手数料が何回でも無料になります。
僕は今回こども用の銀行口座も作ったので、振り込み手数料がかからないのは助かります。

囲い込み方がすごいです。

楽天証券のレビュー【口座開設して使ってみた感想、手数料など】まとめ

楽天証券のレビュー【口座開設して使ってみた感想、手数料など】まとめ
楽天証券のレビュー【口座開設して使ってみた感想、手数料など】まとめ

このページでは楽天証券に口座開設して使ってみた感想や手数料などについて詳しく解説しました。

楽天ポイントがたまるので、お得大好きなウチの奥さんも大喜びです。
ポイントは買い物に使ってもいいですし、再投資してもOKです。

再投資すれば複利の効果が得られます。

おさらいします。
楽天証券のレビュー 評価は90点です。

・楽天証券のデメリットは
お得だけどいろいろ手続きするとちょっとめんどくさい

でした。

メリットは下記。
・口座開設手続きが簡単でオンラインで完結できる
・楽天ポイントがたまる
・楽天ポイントで投資できる
・手数料は大手ネット証券の中でもトップクラス
・投資信託の手数料が一覧できる!(めちゃくちゃ便利)
・ウェブサイトが使いやすい
・楽天証券への入金はリアルタイム入金ですぐできる
・投資信託の積立は楽天クレジットカードがお得
・楽天証券のアプリiSPEEDは株取引専用
・楽天銀行との連携でお得

とデメリットよりメリットが大きいです。

これまでauカブドットコム証券を使っていましたが、
僕は楽天証券にシフトすることにしました。

特に積立投資は早く始めた方が時間を武器として使えるので有利です。
まだ口座を持っていない方は、まずは行動しましょう!

口座開設のお申し込みはこちら→楽天証券公式サイトへ

その他の証券会社との比較はこちらの記事をどうぞ。

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