このページではインデックスファンドの選び方のポイントを4つ解説します。
インデックス投資歴10年の僕がファンド選びをする際に注意している点について説明します。
この記事を読むとインデックス投資信託を選ぶための基準を持つことができます。
インデックスファンド選びで迷っている方は必見です。
リスクをうまくコントロールして資産を構築しましょう!
インデックスファンドの選び方のポイント
![インデックスファンドの選び方](https://lapislabo.com/wp-content/uploads/2020/08/doors-1767562_640.jpg)
インデックスファンドの選び方はあなたのリスク許容度によって選ぶべき商品や比率が変わってきます。
インデックスファンドの選び方のポイントは以下の4つです。
・インデックスファンドの種類(投資対象)
・リスクとリターンの関係
・リスク許容度
・コスト(信託報酬)
インデックス投資をしている理由はこちらの記事で詳しく解説しています。
インデックスファンドの自動積立にすればほったらかしで資産を増やしていくことができるようになります。
ほったらかし投資の全体像についてはこちらの記事をどうぞ。
インデックス型投資信託の種類(投資対象)
![インデックス型投資信託の種類](https://lapislabo.com/wp-content/uploads/2020/08/frankfurt-4945405_640.jpg)
インデックス型投資信託にはいろいろな種類があります。
インデックス型は、日経平均などのインデックス(株式指標)に連動した値動きをする投資信託です。
インデックスファンドの種類は、
・日経平均
・米国株式
・全世界株式
・先進国株式
・新興国株式
・日本債権
・外国債権
・日本REIT
・先進国REIT
など、いろいろあります。
この中からいくつか組み合わせておくと、リスクも分散できます。
それぞれ投資している対象が違います。
全世界の会社を対象として投資すれば、世界経済が成長していればプラスになる可能性が高いですし、
アメリカ経済が世界を牽引している現在では米国株に投資するという形で選ぶことができます。
また、ファンドはどの会社の株にどのくらいの比率で投資しているかを公開していますので、目論見書を確認しておくと良いです。
インデックスファンドのリスクとリターン、組み合わせ
![インデックスファンドのリスクとリターン、組み合わせ](https://lapislabo.com/wp-content/uploads/2020/09/freerider-498473_640.jpg)
インデックスファンドの中でも値動きが大きめでリスクが高いものと
値動きが少なくリスクが比較的低いものがあります。
・外国株式 リスク高め(米国株が人気ですね)
・国内株式 リスク中程度(日本の株は今後微妙な気もします)
・外国債権 リスク中程度
・国内債権 リスク低め
・REIT リスク低め
リスクを取ると、値動きが大きく、長期的にはリターンが見込まれるという形になります。
僕の最近の積立は、米国株式、全世界株式の組み合わせにしています。
投資実績を公開していますので、参考にどうぞ。
また、年齢によってもリスク許容度は変わってきます。
年齢が高くなるにつれて、徐々にリスクの低い商品に切り替えていくようにします。
今まだ20代〜40代ならリスクをとっても良いですね。
50代ぐらいから少しずつリスクを下げていくことを考えると良いでしょう。
どのくらい下がっても大丈夫?リスク許容度を考える
![どのくらい下がっても大丈夫?リスク許容度を考える](https://lapislabo.com/wp-content/uploads/2020/09/base-jump-1600668_640.jpg)
とはいえ、自分の資産価値が下がることはストレスですよね。
どのくらい下がっても精神的に大丈夫かを考えて商品を選ぶ必要があります。
インデックスファンドは選ぶ商品によって値動きの大きさが変わります。
この値動きの大きさ=リスクと考えます。
・株式のインデックスファンドならリスクは高め
・債権インデックスファンドならリスクは低め
というようになります。
コスト(信託報酬)の目安は0.2%前後かそれ以下の投資信託を探す
![コスト(信託報酬)の目安は0.2%前後かそれ以下の投資信託を探す](https://lapislabo.com/wp-content/uploads/2020/09/coins-912719_640-1.jpg)
信託報酬の目安は0.2%前後か、もっと低いものから選んでいます。
高いものだと信託報酬1%以上というようなぼったくり投資信託もあるので、注意してくださいね!
ちなみに僕が現在メインで購入しているのは
・eMaxis米国株式インデックス(S&P500) 信託報酬 0.10%(50%以上はこれです)
・eMaxis全世界株式インデックス 信託報酬 0.22%
の2本です。
年齢や投資方針によってリスクをコントロールするために
債権インデックス投資信託を入れても良いですね。
分配金はなく、運用益をそのまま再投資するという形になります。(これによって複利の効果が出ます)
複利の効果については
複利運用のやり方【実績公開 お金の自動製造機を手に入れる方法】
の記事をどうぞ。
もちろんこれ以外の投資信託でも信託報酬の低いものはあります。
できるだけ信託報酬の低いインデックス投信を選ぶのが無難です。
インデックスファンドの選び方4つのポイントとは?【リスクを考える】まとめ
![インデックスファンドの選び方4つのポイントとは?【失敗しない積立投資とは】まとめ](https://lapislabo.com/wp-content/uploads/2020/08/paragliding-1245837_640.jpg)
この記事ではインデックスファンドの選び方の4つのポイントを解説しました。
インデックスファンドを選ぶ時のポイントは、
・インデックスファンドの種類(投資対象)
・リスクとリターンの関係
・リスク許容度
・コスト(信託報酬)
に注意して選ぶようにしています。
特にファンドの種類とコストは重要ですね。
あなたのリスク許容度に応じて銘柄を選ぶようにしておくと
「こんなはずじゃなかった」というようなことは避けられます。
若いうち(投資期間が長く取れる場合)はリスク許容度が高いので、
僕はある程度リスクのある米国株式や全世界株式のインデックスファンドに投資しています。
年齢が上がってきたら、徐々にリスクを減らしてコントロールしていくのが良いですね。
インデックス投資は個別の株式銘柄をセットにした形になっていますので、
ポートフォリオが自動的に出来上がる仕組みです。
僕はインデックスファンドの自動積立してほったらかしで資産を増やしています。
ほったらかし投資の全体像については
ほったらかし投資【自動で資産を増やす長期積立インデックス投資とは?】
の記事をどうぞ。
投資はあくまで自己責任でお願いします。
インデックス投資でも元本割れのリスクがあります。長期保有なら、短期で売買するよりはリスクは抑えられますが、ゼロではありません。