ドルコスト平均法をわかりやすく解説します【リスクをおさえられるって本当?】

ドルコスト平均法をわかりやすく解説します【リスクをおさえられるって本当?】 ほったらかし投資で資産運用
この記事は約9分で読めます。

このページではドルコスト平均法についてわかりやすく解説します。
ドルコスト平均法は長期積立投資でリスクをへらす考え方として紹介されていることが多いですが、デメリットもあります。
この記事を読むとドルコスト平均法について理解できます。
これから長期積立投資をする人は必見です。

ドルコスト平均法とは?わかりやすく解説します。

ドルコスト平均法とは?わかりやすく解説します。

ドルコスト平均法とは、
値動きのあるものを買うときは、一回で全額を投資するよりも、
同じ金額を何回かに分けて投資をする
というものです。

ドルコスト平均法をよりよく分かるために、以下について見ていきます。

・ドルコスト平均法で利益を抑えられるって本当?
・ドルコスト平均法のやり方
・ドルコスト平均法のデメリット
・ドルコスト平均法のメリット
・ドルコスト平均法の始め方
・ドルコスト平均法のシミュレーション
・毎日積立した場合

ドルコスト平均法でリスクを抑えられるって本当?

ドルコスト平均法でリスクを抑えられるって本当?

結論から言うと、ドルコスト平均法でリスクを抑えられるというのは、
「場合による」といえます。

値上がりしている場合はドルコスト平均法よりも最初に一括で買った方がプラスになりますし、
値下がり場合はドルコスト平均法の方がマイナス幅を小さくできます。

ドルコスト平均法のやりかた

ドルコスト平均法のやり方は簡単で、
毎月一定の金額を買い続けることです。

毎月一定の金額を買い続けるのは自動でできます。
これを長期で行うことで、僕はほったらかしで資産形成をしています。

僕が10年以上取り組んでいる完全ほったらかしの長期積立インデックス投資の全容はこちらです。実績も公開していますので参考にしてくださいね。

ドルコスト平均法のデメリット

ドルコスト平均法のデメリット

ドルコスト平均法で投資をすることのデメリットは少ないですが、
・手元にある資金を少しずつ投資することになるので短い期間で利益を出しにくい
・値段がずっと上がっているときは一括投資よりも利幅が少なくなる
・買うたびに手数料がかかる場合がある
という点があります。

ドルコスト平均法は長い時間をかけて投資する考え方なので、
短い期間で利益を出したい人には向きません。
手元に大きな資金がある場合には、少しずつ投資するのはまどろっこしいと感じるかもしれません。

また、あたりまえのことですが、
値段が上がりつづけるときには、最初に一括投資しておいた方が利幅
(買った時との差額=売れば利益になる金額)が大きくなります。
この記事のシミュレーションのところで詳しく解説します。

買うたびに手数料がかかる場合があります。
株の場合は売買手数料がかかったりします。
投資信託の場合は売うときに手数料のかからないインデックス投資信託などであれば大丈夫です。

ドルコスト平均法のメリット

ドルコスト平均法のメリット

ドルコスト平均法のメリットは
・値下がりしたときにたくさん買えるので、短期的な値下がりの時の心のダメージが少ない
・いつ買うかを見きわめなくて良い
・自動化できる
・まとまった資金がなくても少しずつ買える
の4つです。

値下がりしたときにたくさん買えるので、短期的な値下がりの時の心のダメージが少ない

例えば、毎月1回、投資信託を1万円ずつ合計3万円買う場合を考えます。

今、投資信託は1口100円だとします。
投資信託は値段が変わります。

例えば下のように変わった場合、
1ヶ月目 100円
2ヶ月目 80円
3ヶ月目 120円
4ヶ月目 95円

1ヶ月目 100円で1万円分=100口買えました。
2ヶ月目 80円で1万円分=125口買えました。
3ヶ月目 120円で1万円分=83口買えました。
4ヶ月目 95円になった。

3ヶ月で合計308口買えました。
4ヶ月目、値段が95円になったので、308口=29260円の価値になっています。

もし、1ヶ月目に3万円300口買っていたとしたら、
4ヶ月目に95円になると300口なので28500円の価値です。

分けて買うことで760円の差がでました。

分けて買うだけで利益が出た?

買うタイミングを3回に分けることで
・高いときに買った数が少なくなって、
・安いときに多く買っていますね。

値段が変わったときも同じ金額を買うから、
買える数が自動的に調節されるということですね。

こうすることで、値下がりしたときに少しリスクが分散できます。

手元にある資金をいっぺんに投資してしまうと、全額が値下がりのリスクを受けることになります。

いつ買うかを見きわめなくて良い

いつ買うかを見きわめなくて良い

当たり前ですが、安い時に買って、高い時に売れば儲かりますよね。
でも人間は将来どうなるかを知ることはできません。
なので、いつ買えば安いかを見きわめるのは、ものすごく難しいです。
(僕はみきわめることは無理だと思っています)

値段が下がり続けている時に、値段がいつ上がりはじめるかを考えていると、いつまでたっても買えません。

ドルコスト平均法を使えば、毎月決まった時に買うので、いつ買うかを全く気にしなくてよくなります。

自動化できる

自動化できることもドルコスト平均法のメリットです。
証券会社の積立機能を使うと、

毎月何日に10000円を買い続ける
という設定が簡単にできます。

あとは放っておけば、勝手に買い続けてくれます。

まとまった資金がなくても少しずつ買える

ドルコスト平均法を使えば、
今、一括で買うお金がなくても、毎月の収入の一部を投資していくことができます。
少額でも20年、30年と積立を続けていくと、資産は育っていきます。

積立で複利で運用できればどのぐらい資産が増やせるかを計算できるシミュレーターを無料で公開しています。遊んでみてくださいね。

ドルコスト平均法のシミュレーション

ドルコスト平均法のシミュレーション

もう少しシミュレーションしてみましょう。

簡単のため1口100円の投資信託を1万円ずつ購入していくとします。

値段がどんどん上がっていく場合

1ヶ月目 100円 1万円で100口買えました。
2ヶ月目 110円 1万円で91口買えました。
3ヶ月目 120円 1万円で83口買えました。
4ヶ月目 130円になった

これで、合計274口持っています。
4ヶ月目、価格が130円になったので
274×130円=35620円

1ヶ月目に30000円買った場合、39000円

このように、値段が上がっていく場合には、
最初に一回で3万円買っていた方が結果はプラスになります。

値段が上がったあと値段が下がった場合

1ヶ月目 100円 1万円で100口買えました。
2ヶ月目 110円 1万円で91口買えました。
3ヶ月目 120円 1万円で83口買えました。
4ヶ月目 90円になった

合計274口なので、4ヶ月目は24660円

1回で3万円買っていた場合、4ヶ月目の価値は27000円なので、
これでも一括で買った方がプラスです。

値段が下がり続けた場合

では次に値段が下がった場合を考えます。

1ヶ月目 100円 1万円で100口買えました。
2ヶ月目 90円 1万円で111口買えました。
3ヶ月目 80円 1万円で125口買えました。
4ヶ月目 70円になったとき

336口買えたので、4ヶ月目の価値は23520円(-6480円)
1回で3万円買っていた場合は21000円(-9000円)
ドルコスト平均法の方が2520円プラスになりました。

1回で3万円投資したあと、値段が下がると、苦しいですが、
ドルコスト平均法を使うと、下がり方を少なくすることができるということですね。

値下がりしているので、その時点で売ってしまうとマイナスが確定します。

値段が下がったあと元に戻った場合

値段が下がったあと元に戻った場合

1ヶ月目 100円 1万円で100口買えました。
2ヶ月目 90円 1万円で111口買えました。
3ヶ月目 80円 1万円で125口買えました。
4ヶ月目 100円になったとき

336口買えたので、4ヶ月目の価値は33600円です。
1回で3万円買った場合は4ヶ月目は30000円なので、
ドルコスト平均法の方が3600円のプラスになりました。

値段が下がったあと上がった場合

1ヶ月目 100円 1万円で100口買えました。
2ヶ月目 90円 1万円で111口買えました。
3ヶ月目 80円 1万円で125口買えました。
4ヶ月目 110円になったとき

336口買えたので、4ヶ月目の価値は36960円です。
1回で3万円買った場合は4ヶ月目は33000円なので、
ドルコスト平均法の方が3960円のプラスになりました。

実際の値動きはどんな形になる?

下のグラフは全世界株式インデックスのVT(バンガードワールドストックETFという上場投資信託)の10年間の推移です。

実際の値動きはどんな形になる?

10年というような長期間でみた時には全世界の株は上がったり下がったりを繰り返しながら右肩上がりに上がっています。
世界中の企業は利益と株主に配当金を出すようにしのぎを削っているので、
長い目で見ると成長し続けています。

小さい波はあり、下がっている時もあります。
2009年のリーマンショックのときも、
その後、株価は上昇して成長していることがわかります。

2020年のコロナショックでも下がっていますが、戻ってきています。
(コロナの影響はもう少し長引きそうですけどね)

世界経済が成長していく限り、今後もこの傾向は続くでしょう。
下がったり上がったりを繰り返しながらでも、最終的に上がるなら、
シミュレーションの結果の通り
ドルコスト平均法よりも、一括購入の方がプラスになる可能性が高いです。

ドルコスト平均法をわかりやすく解説のまとめ

ドルコスト平均法をわかりやすく解説のまとめ

この記事ではドルコスト平均法についてわかりやすく解説しました。
ドルコスト平均法はリスクを抑えるための手法として紹介されていることが多いですが、実は場合によります。

上下しながら上がっていくのであれば、ドルコスト平均法でも利益はでます。
でも、右肩上がりに上がり続けていくなら、一括購入の方がメリットがあります。

ただ、人間は買ったものの値段が下がるとショックを受けます。
買った翌日に価格が下がったら。。そのまま何年も浮上しなかったら。。
ということを考えると、一括で買うには結構勇気がいりますよね。

しかも、いつ上がり、下がるのかは予測できません。

また、ドルコスト平均法のメリットのところで説明したとおり、

ドルコスト平均法を使えば、短期的なマイナスのときも心理的なダメージは少なくて済みます。

なので、僕は長期の積立投資を選んでいます。

僕が10年以上取り組んでいる完全ほったらかしの長期積立インデックスの全容はこちらです。実績も公開していますので参考にしてくださいね。

投資は自己責任でお願いします。
長期的に投資をすることでリスクは分散されますが、マイナスになる場合もあります。

ほったらかし投資で資産運用
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