投資信託、株式投資の始め方5ステップ【証券口座の種類の選び方】

株式投資 投資信託 始め方 不労所得と複利のほったらかし投資
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投資を始めたいあなた
投資を始めたいあなた

投資信託や株式投資を始めようと思っているんだけど、どうすればいいかな?
いっぱい商品や会社があって、どれを買えばいいのか見当がつかない。。
投資というと難しそうなイメージなんだけど、初心者でも大丈夫?
ついでに株や投資を始める時の注意点があれば知りたいな。

というあなたは必見です!

私も株式投資や投資信託の運用を20年ぐらいやっています。
できるだけ手間をかけないことがモットーなので長期投資でほったらかし運用しています。

ほったらかし長期投資についてはこちらの記事をどうぞ!

このため、「爆速で億り人」とか「何億も稼ぎました」とはいきませんが、
現時点で完全自動積立で年間50万円ぐらい利益が出るようになり、
利益分も再投資して複利運用しています。

最近はiDeco(個人型確定拠出年金)つみたてNISAなどの税制優遇もあり、少額からでも始めやすいです。
リスクは抑えつつ、徐々に資産を増やしていく方法をお伝えします。

投資信託、株式投資の始め方5ステップ【証券口座の種類の選び方ほか】

株式投資、投資信託の始め方

株や投資信託は元本保証がないので、危ないと思っている方が多いと思いますが、銀行にお金を置いていても今の金利だとほとんど増えません。
まだ始めていない方はお金を寝かしておくよりも運用して増やすことをおすすめします。

株や投資信託を始めるための証券口座の種類を選ぶ

証券口座の種類は主に
・つみたてNISA口座
・特定口座
・一般口座
の3種類があります。
この内、特定口座には源泉徴収ありと、厳選徴収なしの2種類があります。
また、一般口座は海外在住の方などの場合など、特別な事情がない限りはメリットがありません。

証券口座の種類の選び方

これから証券口座を解説する方は下記のフローで当てはまる口座を開設すると良いです。

毎月コツコツ積立をしたい方。年間の購入予算が40万円未満の方は
つみたてNISA

つみたてNISAは利益が非課税になるのは年間40万円まで、非課税期間は20年です。
長期投資で投資信託を購入することができます。

つみたてNISAはこちらの記事で詳しく解説しています。

つみたてNISAだと物足りない方、株式やETF、REITなどにも投資したい方は次へどうぞ

取り扱い金額が少ない方(年間120万円以下)のかたは
一般NISA

NISAは少額投資非課税制度といって、小さい金額であれば税金がかからないというとてもお得な証券口座です。
2023年にはこの制度での新規購入は終了しますので、これから始めるならつみたてNISAの方が無難です。
投資信託のほか、株式やETF、REITなどにも投資することができます。

NISA口座はマイナンバーの登録が必要です。

1年間に120万円分の株式や投資信託を購入でき、
5年間は収入や配当金に対して課税されません。

普通の口座だと20%の税金がかかりますので、その分お得です。

非課税期間は5年間なので、5年が経過すると、利益が出た場合は課税対象になります。

また複数の証券会社にのNISA口座を持つことができない点も注意です。
口座を別の証券会社に移すこともできますが、年一回と制限されています。

年間120万円よりもたくさん運用したい方は
特定口座(源泉徴収あり)

証券口座で利益が出た場合、自動的に20%の源泉徴収をしてくれるタイプの口座です。
取引ごとに源泉徴収され、確定申告をしなくても良いというメリットがあります。

また、損が出た場合には確定申告をすることで税金が戻ってくる場合があります。

20万円以上の利益が出た時に確定申告をしたい方は
特定口座(源泉徴収なし)

僕はつみたてNISAと特定口座の両方を使っています。

特定口座(源泉徴収なし)の場合には毎回の取引の際には源泉徴収されません。
また、年間トータルの利益が20万円に満たない場合には確定申告の必要がありません。

源泉徴収ありと比較して、利益の金額が小さい場合には源泉されないためこちらの方が少しお得です。

株式、投資信託を始めるための証券会社を選ぶ

株式投資 投資信託

大手のネット証券会社から選ぶと安心ですね。
取引したいのにサーバーがダウンしているというようなことが起らない証券会社を選んでおくようにします。
選ぶ際の注意点は、売買手数料や使いやすさなどで選ぶと良いです。

最近だとおすすめは下記の3社です。
ネット証券は他にもたくさんありますが、売買手数料などの面であまりメリットがありません。

楽天証券 普段、楽天を使っている方は楽天ポイントも貯まるしポイントで投資もできます。
2019年の新規口座開設数No.1の証券会社です。
今なら口座開設すると1000円+1200ポイントもらえるキャンペーン中です。

SBI証券はネット証券の人気ランキングNo.1の証券会社です。
1日50万円までなら手数料は0円なので、少ない投資額で運用をする初心者にはメリット大です。Tポイントで投資することもできます。

松井証券 ネット証券でこちらもも50万円以下の少額なら売買手数料も0ですし、初心者から上級者まで使いやすい証券会社です。株式優待の桐谷さんも松井証券愛用者ですね。50代以上の方にも人気です。

迷って決められないというあなたへ。
迷ったらSBI証券と楽天証券の両方に口座開設しておけばOKです。
普段、楽天を利用している方は楽天証券がおすすめです。

投資初心者におすすめの証券会社の比較はこちらの記事をどうぞ。

購入する商品(株や投資信託)を選ぶ

証券会社で買える主な商品は
・株式
・投資信託
がメインです。
初心者の方は積立投資信託から始めるのが無難です。

分散投資という考え方が基本で、一箇所にまとめて全額を投資するというやり方はしないようにします。
分散投資をする理由は簡単で、
例えばその内一つが値下がりしても、分散しておけば他はダメージを受けないからですね。
ここでは投資信託と株式に分けて解説します。

投資信託の買い方、選び方

初心者の方は積立方式でインデックス連動型の投資信託を毎月一定額買うという方法が一番無難で、投資効率も安定します。
投資信託はいろんな種類がありますので、いくつか組み合わせて買うのがおすすめです。
手数料や信託報酬の低いインデックス連動型の投資信託に積立投資から始めるのがおすすめです。

インデックスファンドの選び方についてはこちらの記事で詳しく解説していますので参考にどうぞ。

積立投資でリスクを分散

投資信託は一回で大きな金額を買うよりも、
積立式にして毎月少しずつ購入していくドルコスト平均法で、
値下がりした場合の心のダメージを分散することができます。

もちろん、価格は増減しますので、元本割れを起こすこともありますが、
長い期間持ち続けるつもりで持っておくとよいでしょう。

地味ですが積立投資が資産運用の基礎の基礎です。

積立投資で複利で運用する効果についてはこちらでご紹介しています。

個人的には初心者の方は個別銘柄に手を出さない方がよいと考えています。
なぜなら、
・ポートフォリオを組むためには積立投資信託よりも必要な金額が大きくなる
・ポートフォリオを自分で考えないといけない
・投資した会社の株が大きく下がる可能性があり、リスクが大きい
・買うタイミングと売るタイミングの2回成功させる必要がある。

僕がインデックスファンドを買い続けている理由はこちらの記事で詳しく書いています。

それでも個別銘柄を買いたい!という方は、次をどうぞ。

個別銘柄の株式の選び方

個別銘柄の株式を買う際には色々なテクニックや財務諸表の見方、判断の指標などがたくさんありますが、
初心者の方は中長期保有を目的として投資することをおすすめします。

選ぶ際は、
・取引量が多く、比較的値動き(騰落率)が大きくなく、安定している会社
・その会社の製品やサービス、経営者が好きかどうか、魅力があるか
・配当や株主優待が魅力的か
・今後伸びそうか
というような目線で選ぶというのも一つの方法です。

特に取引量が多く安定している大手の会社の株を選ぶ理由は、株価が乱高下して心が乱されないようにするためです。

特に配当金は株を持っているだけでお金になる=不労所得になります。
投資したお金(株式)が、お金(配当金)を稼いでくれる形になります。
配当金は再投資して、投資信託の積立に回すなどすると複利運用ができます。

ポートフォリオを組む

株式を買う時は1つの株ではなくて、複数の株に分散投資しましょう。(ポートフォリオの考え方です)
同じ業態の会社ではなく、別の業界の会社の株を保有するようにすれば、リスクが分散されます。

一箇所に集中投資すると、その会社に何かあったときに、ダメージが大きくなります。
ポートフォリオを組んでおくことを強くおすすめします。

買うタイミング

安い時に買うが鉄則です。ただしこれが難しいです。

株は割安か、割高かといった指標もありますが、
これから上がるとか下がるという予想はほぼ当たりません。
プロのトレーダーでもできないことは我々がいくら頑張ってもできないと割り切りましょう。

また、今だ!と思って買った直後に値下がりして、びっくりしてすぐ売ってしまった。
というような経験を最初の頃私もしました。
デイトレードをするのでなければ、多少の値動きは「多少は増えたり減ったりするものだ」ぐらいに構えておいた方が心が安定します。

株=デイトレードだと思っていたあなたは、
基礎知識をつけるために少しだけ勉強しましょう。

株式投資、投資信託のスタンス(保有期間)

株式投資、投資信託のスタンス

株式も投資信託も、初心者の方は特に、中長期保有を前提とした取引がおすすめです。
デイトレーダーは市場が開いている間ずっと画面とにらめっこになりますし、情報収集やスピードがとても重要になります。

初心者がいきなりデイトレードに取り組むのは時間的にも非常に厳しいですし、
信用取引などの仕組みがわかっていないと値下がりした時の対応ができません。

また、株や投資信託の価格は短期的には増減を繰り返しますが、中長期ではもっと大きな波がありますので、じっくり腰を据えて保有するつもりでいた方が、毎日一喜一憂しなくて済みます。

株式であれば、この会社の株主になって会社を育てていると思えると結構楽しいです。
毎年株主向けの報告書や配当金や株主優待券が届くのを楽しみに保有するようにしています。

投資信託、株式投資の始め方5ステップ【初心者向け注意点】まとめ

投資信託、株式投資の始め方5ステップ【初心者向けの注意点】についてお届けしました。

手順は以下の通り。
・証券口座の種類を選ぶ
・証券会社を選ぶ
・購入する商品(株や投資信託)を選ぶ
・投資信託を選ぶ
・個別銘柄を選ぶ
という5つのステップをご紹介しました。

株や投資信託はギャンブルではないので、1つの商品や銘柄に全額を突っ込むというようなことはしないようにしましょう。

必ず分散投資をして、少しずつ買い足していく方が安全です。
下降トレンドの時に手元資金で全額購入してしまうと、そのあと身動きが取れなくなったりします。

また、投資のスタンスは中長期保有をおすすめします。
長い目で見て資産運用をしていくことで、短期の金額の増減はあまり関係ないことがわかってくると思います。

誤解を恐れずに言えば、
「売らなければ損は確定しません。」
値下がりした時にパニックになって売ってしまうと損をしてしまいます。

「いろいろ勉強しなくちゃ」と株のテクニック本などを読み漁るのはおすすめしません。じっくり長期投資に徹した方が心も穏やかです。

おすすめ本▶︎投資の本 お金の初心者向けおすすめ10選 まずは2冊でOK

まずは初めてみましょう。習うより慣れろです。

行動しないと何も変わりません。

口座開設がまだの方はこの機会に済ませてしまいましょう。手続きは数分でできます。

最近だとおすすめは下記の3社です。
ネット証券は他にもたくさんありますが、
ほかの証券会社は売買手数料などの面であまりメリットがありません。

楽天証券 普段、楽天を使っている方は楽天ポイントも貯まるしポイントで投資もできます。
2019年の新規口座開設数No.1の証券会社です。
今なら口座開設すると1000円+1200ポイントもらえるキャンペーン中です。

SBI証券はネット証券の人気ランキングNo.1の証券会社です。
迷ったらSBI証券で問題ありません。
1日50万円までなら手数料は0円なので、少ない投資額で運用をする初心者にはメリット大です。Tポイントで投資することもできます。

松井証券 ネット証券の松井証券も50万円以下の少額なら売買手数料0円です。初心者から上級者まで使いやすい証券会社です。サイトの見た目が少し気になりますが、株式優待の桐谷さんも愛用されていますね。50代以上の方にも人気です。

迷ったら楽天証券とSBI証券の両方に口座開設しておけば大丈夫です。

投資初心者におすすめの証券会社の比較はこちらの記事をどうぞ。

投資は自己責任でお願いします。
長期投資をすることでリスクは分散されていきますが、ゼロにはなりません。
万一、この記事を読んで損失がでた場合にも責任は負いかねますのでご了承ください。

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