権利収入の勧誘を受けましたか?
それはネットワークビジネスというビジネスモデルで、最近は以前よりもやりやすくなりました。
このページでは権利収入に勧誘されたとき、参加を決める前にわかっておくべきことをお伝えします。
実は僕も以前ネットワークビジネス参加した経験があり、その体験をお伝えします。
今はやっていません。その理由も併せてお伝えします。
この記事を読むと、そのビジネスを始めた後に「こんなはずではなかった」と思うことがなくなります。
参加するかどうかを迷っている方は必見です。
まず最初に断ることをもう決めたという方向けの断り方を解説します。
権利収入に勧誘されたときに、参加を決める前にわかっておくべきこと7選
ネットワークビジネス、MLM(マルチレベルマーケティング)と呼ばれるビジネスは現在も多くの成功者を生み出し続けている方法です。
特殊なスキルがなくても稼げるビジネスとして世界中に広がっています。
権利収入を持ちたくありませんか?と勧誘されたら、不労所得に興味がある方は「稼げるかも!」と感じると思います。
権利収入に勧誘されたときに、参加を決める前にわかっておくべきことは下記の6つです。
・一般の人たちはそれを怪しいと思っている
・勧誘にはかなりの作業量と、時間をかける必要がある
・作業自体は難しくないが、作業自体から得られるメリットは少ない
・集客は半自動化もできるが、その後はケアが必要
・組織を作ったら、維持する手間がかかり、スキルが必要になる
・会社がなくなる可能性がある
・クーリングオフが使える
それぞれのポイントについて、もう少し掘り下げます。
一般の人たちはそれを怪しいと思っている
前提としてあなたが参加した後、声をかけていく人たちは、マルチレベルマーケティング(ネットワークビジネス)については良い印象を持っていません。
あなたはその話を聞いて確信を持っていると思いますが、MLMビジネスと聞いただけで、「マルチ商法」、「ねずみ講」、「詐欺」を連想します。
勧誘にはかなりの作業量と、時間をかける必要がある
インターネットの浸透によって、多くのネットワークビジネスは友人を誘わないで良いという形になったものが増えました。
以前は知人や友人に声をかけまくらなければいけない。絞り出して100人リストアップという形が当たり前でしたし、電話をかけて呼び出し、ビジネスの話を持ちかけるという必要がありました。
これは物凄い労力が必要で大変です。
ただし、知人に声をかけなくて良い=あなたを知らない人(あなたに対して信用がない人)を誘う必要があるということですので、
知人に声をかけなくても良いのですが、断られる比率も高くなります。
これによって、大量に断られ続ける作業をひたすら行うことになります。
SNSなどを使って集客するケースが多く、1日に何十通もDMやメッセージを送りまくることになります。
作業自体は難しくないが、そこから得られるメリットは少ない
事前に作ったテンプレート的なメッセージを送るだけなので、作業自体は簡単です。
文面を工夫したり、送った人からの質問への返信を考えたりということはありますが、基本は単純作業になっていきます。
この作業を行うことで得られることは
・たくさんのメッセージを送る速度が向上
・成約すればお金と新しい仲間が手に入る
です。
このため、時間をかけて作業することで得られるスキルはほとんどありません。
そして、大半は断られることになるので、失うものは時間です。
時間はかかっても組織が得られるならいいんじゃないの?
はい、その時間に耐えられるかどうかがポイントです。
集客は半自動化もできるが、その後はケアが必要
集客を自動化できるということをウリにしているネットワークビジネスもあります。
その場合は、ウェブサイトやブログの準備やSEOなどでの集客、LINEの自動応答などのシステムの導入などが必要になります。
自動化できた場合も、集客した後は相手はあなたのパートナーになりますので、ケアをしていく必要があります。
これにも時間がかかります。
その人が自走できる状態になるまで教育したり、集客方法を教えたり、心のケアをしてモチベーションを維持していく必要があります。
それが何人分も必要になります。
組織を作ったら、維持する手間がかかり、スキルが必要になる
組織が作れたら、権利収入が得られるかというと、そうではありません。
あなたは次のリーダーの育成をしていくことになります。
あなたがやってきたことを次の世代に伝えて行かなくてはいけません。
組織が大きくなれば収入は大きくなりますが、その分大きな組織を維持するスキルが必要になり、育成にかかる時間はかかり続けます。
運良く優秀なリーダーがあなたの下に育ったら、あなたの手を離れるでしょうか?
いいえ、あなたはそのリーダーたちに背中を見せ続けなければいけません。
つまり、うまくいけば多くの収入を得られる可能性はあるけれど、相当な努力を継続するが必要ということです。
あなたは仕事を続けなければならないので、不労所得にはなりません。
会社がなくなる可能性がある
組織がうまく拡大したとしても、会社自体が倒産したり、無くなったりすることもあります。多くのネットワークビジネス企業がこれまでそうなってきました。
中には世界的に展開して長期間続いている会社もありますが、大半は続きません。
人間は今あるものがずっと続くと思いがちですが、変わる可能性があるということは分かっておくべきです。
クーリングオフが使えること
ネットワークビジネスにあなたが参加済みで、やっぱりやめようと思った場合、クーリングオフを使ってやめることができます。
ただし、基本的に参加後8日以内でないと、クーリングオフは使えないので注意が必要です。取引内容によって違う場合もあります。
参加した時に渡されている規約を必ず確認しましょう。
僕がネットワークビジネスの権利収入を目指すのを辞めた理由
僕はネットワークビジネスに参加して3ヶ月経過した時点で、下記の理由でやめることにしました。
・単純作業にかけた時間が自己成長につながらないこと
・権利収入は得られるかもしれないが、それが不労所得にならないこと
・本当の不労所得を作る方法は他にあること
・積み上げ式で資産になるビジネスを始めたこと
それぞれについてもうすこし掘り下げていきます。
単純作業にかけた時間が自己成長につながらないこと
先ほど書いたこの単純作業に自分の人生を費やすことに耐えられませんでした。
「簡単な作業でお金が稼げるんなら良いのでは?」と思う方は向いています。
自分の時間を投資するときに
それによって何かのスキルが上がるというような
自己成長の要素がないことは
人生の無駄遣いしているように感じました。
さらに大半の時間を断られることに使うという点も、
断られるのは確率の問題だから、断られることも成功への積み上げ
という説明も一理あるのですが、作業が資産として残らないのは効率が悪いと感じました。
権利収入は得られるかもしれないが、それが不労所得にならないこと
組織が拡大でき稼働すれば、組織からの権利収入は得られますが、
先ほど書いたとおり、ずっと仕事をし続けなくてはいけないという点が引っかかりました。
確かにうまくいけば会社で働いているよりも収入は上がるかもしれませんが、
仕事をし続けないと収入が維持できないという点で不労所得ではないということになります。
本当の不労所得を作る方法は他にあること
自分が働かなくてもお金が増える本当の不労所得は「投資」です。
これはFXや株のデイトレードのようなギャンブル的な投資ではなく、長期安定的にお金を複利で運用するという、誰でも知っている方法です。
もちろん爆発的に稼げるようになるには種銭と時間が必要になりますが、完全に自動で資産が増やせます。
僕は以前から株式投資、不動産投資にも取り組んでいて、今もほったらかしで資産は自動的に増やせており、これに戻ることにしました。
複利運用の不労所得についての記事で詳しく解説していますのでぜひどうぞ。
積み上げ式で資産になるビジネスを始めたこと
新しいビジネスとしてブログ運営を始めました。
ブログなら記事を書くために積み上げた時間は記事という資産として残りますし、自己成長もします。
ブログから得られた収入を全額投資に回して加速しています。
ブログで収入をあげる方法の記事で詳しく解説していますので、ぜひどうぞ。
権利収入に勧誘されたとき、参加する前に分かっておくべきことまとめ
この記事では権利収入に勧誘された時に、参加する前に分かっておくべきことと
僕がネットワークビジネスを辞めた理由についてお伝えしました。
権利収入に勧誘された時に、参加する前に分かっておくべきポイントをまとめます。
・怪しいと思われていること
・勧誘にはかなりの時間を投資する必要があること
・作業自体が自己成長につながらない
・集客を自動化してもケアは必要
・組織ができたら、維持する仕事が必要
・会社がなくなる可能性があること
・クーリングオフが使えること
また、僕がMLMをやめた理由は
・作業にかけた時間が人生の無駄遣いに感じ、耐えられなかった
・不労所得にならないと分かった
・不労所得を得る方法を僕は知っていた
・積み上げ式で資産になるビジネスを始めた
それでもネットワークビジネスをやるという方はぜひ頑張って成功者になってください!僕はやりませんが、それも一つの道だと思います。
おすすめの不労所得の作り方はこちらの記事をどうぞ
インターネットを使った積み上げ型のビジネスを確認したい方はこちらの記事をどうぞ