僕が投資しているソーシャルレンディングと不動産投資型クラウドファンディング10社を比較してみました。
僕は配当金や運用益などのリターンの見込まれる投資型クラウドファンディングに投資しています。
・株やインデックスファンドと違って投資した金額が変わりにくいことと
・安定したリターンが出ること
・小さい金額で不動産などに投資ができる点
が魅力です。
クラウドファンディングへ投資する目線での比較です。
ソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディング10社の比較【投資型・融資型】
クラウドファンディングというと、個人や企業を応援して
出資したら、その会社の製品や商品が届くといったタイプのものもありますが、
企業や不動産に投資して、リターンをもらえる
投資型のクラウドファンディング(ソーシャルレンディング)もあります。
僕はソーシャルレンディングに1000万円投資していて、
毎月リターンが2万〜5万円ほど出ています。
今後もう少しリターンは増える見込みで、年率5%の運用を目指しています。
このページでは投資型でリターンが期待できるタイプのクラウドファンディングを9つご紹介します。
クラウドファンディングは企業の資金調達の手段の一つとして使われている手法で、市場は結構な勢いで伸びています。
ソーシャルレンディングの分類は
・ローン型・・・貸付して、利息分をリターンとして受ける
・不動産型・・・不動産に投資して家賃をリターンとして受け取る
・出資型・・・・分配金や上場のリターンを期待する
の3種類があります。
比較表
種別 | サービス名 | 最低投資額 | 僕の投資額 | 年間利回り | 投資結果記事 |
ローン型 | クラウドバンク | 1万円 | 200万円 | 4〜6% | クラウドバンクの投資結果 |
ローン型 | オルタナバンク(旧SAMURAI FUND) | 1万円 | 300万円 | 3〜7% | SAMURAIファンドの投資結果 |
ローン型 | バンカーズ | 1万円 | 100万円 | 3〜6% | 2023年2月投資開始 |
不動産型 | トモタク | 10万円 | 300万円 | 5〜6% | トモタクに投資した結果 不動産に投資できる 2022/7に投資開始しました |
不動産型 | COZUCHI | 1万円 | 100万円 | 4〜9% | 2023年3月投資開始 |
不動産型 | CREAL(クレアル) | 1万円 | 口座開設済 | いろんな不動産物件がある | |
不動産型 | 利回りくん | 1万円 | 口座開設済 | 不動産型以外もある | |
不動産型 | Rimple(リンプル) | 1万円 | 口座開設済 | 都市部の高利回りの不動産に投資できる | |
不動産型 | みんなで大家さん | 100万円 | 口座開設済 | 商業施設などの不動産に投資できる | |
出資型 | FUNDINNO | 1万円 | 9万円 | ベンチャー企業の株に投資できる 株主優待あり |
クラウドファンディングは危ないとか、ポンジスキームのような問題のあるクラウドファンディングも話題になりますが、実績が長く続いている会社を選べばリスクは軽減できます。
ローン型ソーシャルレンディング(融資型のクラウドファンディング)
まずはソーシャルレンディングと呼ばれる融資型のクラウドファンディングです。
資金調達をしたい企業に融資をして、リターンをもらうというソーシャルレンディングの仕組みになっています。
株式投資型とは少し違い、お金を貸しているという形なので、企業側は元本と利息の返済をします。
この利息の部分がお金を投資した人の収益になっていきます。
クラウドバンク(融資型クラウドファンディング)
融資型のクラウドファンディングクラウドバンクは、証券会社が運営するソーシャルレンディングサービスです。
僕もクラウドバンクに200万円投資しています。
発電事業や外国の住宅投資など、いろんな案件があって面白いです。
クラウドバンクの特徴
・一口1万円から参加できる。
・実質平均利回り5.8%(案件によって4〜6%程度です)
・融資元本回収率実績100%(将来を保証するものではありません)
クラウドバンクの投資先は
・バイオマス発電
・太陽光発電
・カリフォルニア住宅投資
・中小企業支援ローン
などの特色のあるファンドが運用されています。
バイオマス発電ファンドの目標利回りが5%と高すぎず低すぎず手堅い印象です。
募集中のファンドの数が数件あり、すぐに売り切れということがないのも良いです。
公式サイトで詳細を確認▶︎クラウドバンク
僕も投資しています。
クラウドバンクの運用レビューはこちらをどうぞ。
ソーシャルレンディングのクラウドバンクに投資した結果(途中経過報告)
オルタナファンド(旧SAMURAI FUND)証券会社が運営する投資型クラウドファンディング)
証券会社が運営する投資型クラウドファンディングのオルタナバンクは上場企業100%出資の子会社が運営していて安心感があります。
投資したい個人とお金を必要としている企業をつなぐソーシャルレンディングのサービスです。
僕はオルタナファンドに300万円投資しています。
利回りは5%と安定した運用ができています。
オルタナバンクの特徴
・1口1万円から投資ができる
・予想利回りは3%-8%程度で、運用期間は3ヶ月のものからある。
シニアローン、劣後ローン、 出資などの種類があり、企業の資金調達方法があります。
投資信託を選ぶような感じで証券商品に投資する形になります。
登録されている案件の目標利回りは4%から8%まで様々あります。
経過報告はこちら
オルタナバンクのソーシャルレンディングに投資した結果
バンカーズ(融資型クラウドファンディング)
バンカーズは僕が投資している融資型のクラウドファンディングです。
2023年1月に100万円を投資しました。
想定利回り6.7%の香港のローンファンドで、リスクは高めですが、リターンを期待して投資してみました。
バンカーズの特徴は
・1万円から投資できる
・投資の申し込みが確定してから入金手続きをするので、お金を先に入れる必要がない
・償還されたお金は銀行口座に直接振り込まれる
・新規案件は先着順のものが多く、比較的投資しやすい
利回りは3%台のものから6%台までいろいろ出てきますが、4%台のものが多い印象です。
投資の申し込みが確定してから入金するので、お金を寝かしておく必要がないところが気に入っています。
不動産投資のクラウドファンディング
通常、不動産投資というと大きな金額を投資するのが普通ですが、一口1万円という少額から投資ができるものもあり、普通の不動産投資と比べるとハードルが低く、安定した不労所得になります。
取扱物件の件数はあまり多くないですが、魅力的な投資案件が出ています。
トモタク (不動産クラウドファンディング)
トモタクは10万円から投資できる、不動産型クラウドファンディングです。
2022/7に口座開設して30万円投資してみました。
利回りは税引き後5.2%の案件があったので早速申し込みました。
トモタクの特徴
・1口10万円単位
・1年などの短期運用
・予定利回りがわかる
・物件を選べる
初期投資が10万円なので、少しハードルは高めですが、投資したい物件を選んで投資するタイプなので、小さい不動産投資ができる感じです。
投資申し込みをすると抽選になります。
数日で抽選結果が出て、運用開始になります。
僕が申し込んだ案件は、1年間の運用で毎月配当があり、安定した不労所得になります。
案件を見るには無料登録からどうぞ!
短期運用でこまめに現金化ができる!10万円から不動産投資【トモタク】不動産クラウドファンディング
トモタクに投資した感想はこちら(随時更新)
▶▶トモタクに投資した感想【不動産型クラウドファンディング】
COZUCHI(不動産投資型のクラウドファンディング)
COZUCHIは不動産投資型のクラウドファンディングです。
利回りが高く、人気が高いです。
COZUCHIの特徴
・1口1万円単位で投資できる
・数ヶ月〜2年などの短期運用
・予定利回りがわかる(4〜9%と高め)
・投資する物件(ファンド)を選べる
・投資申し込みをして、投資することが決まってから入金
投資が決まってから入金なので、お金を寝かしておく必要がないところも良いです。
何回か抽選に申し込みしてようやく100万円投資することができました。
利回りの高いファンドは人気が高いので、なかなか抽選に当選しませんでしたが、
先着順の利回り9%のファンドに投資できました。
現在募集中の案件を確認する▶︎COZUCHI
CREAL(クリアル)(不動産投資クラウドファンディング)
CREALは不動産投資のクラウドファンディングのなかでは案件が多いです。
CREALの特徴
・過去の実績案件が多い
・認可保育園の投資案件などマンション以外の投資不動産案件がある
・1万円から投資できる
・年率3%〜
色々な不動産に一口1万円で投資ができます。
ファンド型で、配当金や売却益という形でリターンが得られます。
自分で投資ポートフォリオを組むことができます。
投資判断に必要な物件の情報開示はしっかりしています。
無料のオンラインセミナーでも詳しく説明されています。
公式サイトを確認する▶︎CREAL
利回りくん
クラウドファンディング利回りくんは、
ミルクボーイがCMに出ているクラウドファンディングです。
利回りくんの特徴
・ホリエモンの宇宙ビジネスや、前澤友作さんの犬猫の殺処分ゼロを目指すイヌネコヒルズなど、社会貢献や地域創生型の案件が特徴的
・一口1万円から投資できる。
・インカム型、キャピタル重視型など、ファンド特性が表示されていて分かりやすいです。
詳細はこちら▶︎利回りくん
Rimple(東証一部上場で安心)
Rimple(リンプル)は東証一部上場のプロパティエージェントが運営している不動産投資型クラウドファンディングサービスです。
リンプルの特徴
・個人ではなかなか購入できない都心の高利回り物件に1口1万円から投資ができます。
・クレディセゾンの永久不滅ポイントを使ってポイント投資ができます。
使い道のないポイントを投資に回すというのもアリですね。
複数の出資者が共同で資金を出し、
不動産を運用し、運用益を分配してくれます。
運用期間は6ヶ月間程度で予定分配率年5%といった物件が複数あります。
個人ではなかなか購入できない都心の物件で運用ができるのは嬉しいです。
詳細はこちら▶︎Rimple(リンプル)
みんなで大家さん
みんなで大家さんはCMでもおなじみの、不動産投資です。
考え方はクラウドファンディングに似ていて、複数人で物件を所有し、運用するというスタイルです。
上でご紹介したクラウドファンディングと比較すると初期投資は大きいですが、利回りも良く、2ヶ月に1回分配がある点も嬉しいです。
住宅ではない不動産への投資で、賃貸収入から分配する仕組みになっているので収益も安定していて、資産のポートフォリオとしても面白いです。
みんなで大家さんの特徴
・一口100万円から参加できる
・想定利回りは6-7%
・年間6回分配金がある
・これまでに元本割れしていない
100万円は高いと感じるかもしれませんが、現物の不動産投資と比べると、投資額は少なくて済みます。
詳細を確認する▶︎みんなで大家さん
若い企業への株式投資型クラウドファンディング
企業投資型のクラウドファンディングです。
上場していない若い会社の株を買うことができます。
上場会社の株よりもリスクはありますが、期待できるリターンも大きくなる可能性があります。
次に、株式に投資するタイプのクラウドファンディングを2つご紹介します。
FUNDINNO(ファンディーノ)(未上場会社の株式投資)
FUNDINNO(ファンディーノ)は非上場の会社の株を購入することができるクラウドファンディングの仕組みです。
未上場企業の株式投資型ではこちらが一番面白いと感じました。
僕も1社、次世代口腔ケアの会社に9万円を投資しています。
ファンディーノの特徴
・登録案件が魅力的
・プロの投資家も投資している案件が多くあり、
・累計成約数は30億円、
・過去に90件以上の案件が成約しており、
・25000人以上の投資家が登録しています。
登録されているクラウドファンディングの案件
ロボット、AIなどの先端技術を活用した事業が複数登録されています。
コワーキングスペース、無人接客ロボットや、観測ロボットや、予防医療ヘルスケアビジネスなど、今後伸びそうな事業が資金調達をしています。
投資タイプには株式型や新株予約権タイプがあります。
・株式型は株を購入して保有します。収益が上がれば配当がもらえる可能性があります。
・新株予約権型は株式を購入する権利で、IPOなどで株価が上がるとリターンがあります。配当はありません。
リスクは高めですが、有望な会社が多く、期待できるリターンも大きいタイプのクラウドファンディングです。
詳細を確認▶︎FUNDINNO(ファンディーノ)
ユニコーン(株式投資型クラウドファンディング)
株式投資型クラウドファンディングのユニコーンは個人で非上場の株式に投資ができるタイプのクラウドファンディングで、ベンチャー企業を小さいうちから中長期的に応援することができます。
ユニコーンの特徴
・株主になると株主優待があり、IPOやM&Aで事業を売却した場合、株主として売却益を得ることができる可能性がある。
・投資は1社5万円からから50万円まで株数単位で投資ができます。
(例えば1株1万円の場合は10株で10万円という形になります。)
投資予算に合わせて株数を選ぶことができますね。
ユニコーンで投資できる事業は、
・AI関連
・バイオテック
・ブロックチェーン
・IOTなど、
先端技術で社会を豊かにする企業が複数の案件が登録されています。
案件の詳細を確認する▶︎ユニコーン
ソーシャルレンディング・不動産クラウドファンディングのメリットとデメリット
ソーシャルレンディング・不動産クラウドファンディングのメリットとデメリットについて
メリット
ソーシャルレンディングのメリットは
✅株やインデックスファンドと違い、元本の値動きがない
✅利回りがある程度予測できる
✅投資したあとは手間がかからない(償還を待つだけ)
✅1万円〜10万円程度の少額から投資できる
です。
デメリット
ソーシャルレンディングのデメリットは
✅デフォルトのリスクはゼロではない(投資なので、リスクはゼロにはなりません)
✅抽選の場合、当選しないと投資できない
✅先着順の場合、早く投資しないと売り切れる
✅上記のため自動的に積立できないので投資に少し手間がかかる
✅配当開始まで2〜3ヶ月かかる場合がある
です。
あまり利回りの高いものはリスクも高くなるので、5%前後のものを選んでおくほうが無難です。
ソーシャルレンディング・不動産クラウドファンディング10社の比較【投資型・融資型】まとめ
投資型のクラウドファンディングを10社ご紹介しました。
融資型クラウドファンディングのソーシャルレンディングは
事業にお金を投資して、分配金を受け取れます。
ソーシャルレンディングは利回りの目安が数値化されていることと、
株式と違って元本の金額が上下しにくいことが特徴です。
僕はクラウドバンクに80万円投資しています。
毎月1000〜2000円の安定した配当収入になっています😊
クラウドバンク ソーシャルレンディング(融資型)のクラウドファンディング。実績平均利回り5.8%ととても優秀。毎月分配金が受け取れるのが嬉しいです。
不動産投資型のクラウドファンディングサービスは、
一人で投資するには金額が大きい都心の物件やマンションなどへの投資ができます。
物件を運用した運用益がリターンとして見込まれます。
不動産型はトモタクに投資しています。
今運用しているソーシャルレンディングが満期になったら、
その資金も回す予定です。
トモタク 10万円から投資できる、不動産型クラウドファンディングです。
毎月分配金が入るので嬉しいです。
REITなどの投資信託と比べると、
・投資する不動産物件が見える
・自分で投資する物件を選べる
・出資した金額はREITのように上下しない
です。
普通の不動産投資と違って、大きな金額を複数の投資家がお金を出し合うことで小さい金額から取り組める点も嬉しいです。
投資なので、リスクはありますが、
自分で選べるという点と、安定したリターンが得られるところが気に入っています。
登録は無料なので、あとは投資したい良い案件が出てくるまで待っておけばOKです。いつでも投資できる準備ができているとチャンスを失わなくて済みます。
僕は全部登録していますが、下記はとくに利回りがよくて始めやすいです。
クラウドバンク ソーシャルレンディング(融資型)のクラウドファンディング。実績平均利回り5.8%ととても優秀。毎月分配金が受け取れるのが嬉しいです。
トモタク 10万円から投資できる、不動産型クラウドファンディングです。
毎月分配金が入るので嬉しいです。
クラウドファンディングやソーシャルレンディングも分配金などのリターンのあるものは完全な不労所得になります。
ここから得られた収益も投資に回してお金に仕事をしてもらっています。
お金に仕事をさせるほったらかし投資は
ほったらかし投資とは?【忙しい人向け、長期でお金に働いてもらう方法】
で詳しく解説しています。
(ご注意)
読者の皆様はご理解されていると思いますが、株などと同様にこのページでご紹介しているものは投資案件なので、元本割れのリスクがあります。
また、投資したことによる損失が発生した場合も一切責任は負いかねますので、あらかじめご了承ください。