WordPressの設定は最初がちょっとわかりづらいですよね。
自分でレンタルサーバーを借りたりドメインを取得したり、難しそうだなぁという方のために、
このページでは全く初心者の方でも理解できるようにWordpressの設定方法、始め方をわかりやすく解説します。
WordPressは独自ドメインURLでブログを始めるならおすすめです。
テーマの設定なども豊富ですし、カスタマイズヘルプもたくさん存在します。
手順に沿ってWordpressの設定をしてしまいましょう!
WordPressの設定方法7ステップ(わかりやすく解説します)
WordPressの設定方法の手順をつのステップに分けて解説します。
まずその前に初心者の方のために用語解説をしておきます。
まずは用語解説します
WordPressの設定のために、普段聞きなれない用語が出てくるので、まずは用語を説明します。
ここで覚えていただきたいのは2つだけです。
サーバーとドメインです。
聞きなれない言葉なので、聞きなれた言葉に例えてみます。
サーバーはウェブサイトを置いておくための土地
ドメインはその置いてある場所にいくための住所
つまり、
サーバー=土地
ドメインURL=住所
ブログ=家
と考えてください。
土地(サーバー)を借りて、
住所(URL)をもち、
家(ブログ)を作るんだ
とイメージしておくと分かりやすいと思います。
WordPressに設定するドメイン(URL)を決める
WordPressに設定するドメインを取得します。
ドメイン(URL)はインターネット上の住所です。
例えばこのブログならlapislabo.comがドメインです。
このサイトのドメインドメインはお名前.comで作りました。
年間のコストは900円程度です。
ドメイン名は何でも構いません。
好きなものにしましょう。
あまり長いと覚えにくいので、短めにした方が良いでしょう。
逆にあまり短い名前だと、すでに取得されている場合があるので、避けます。
ドメイン名の末尾も色々あります。
[.com] [.net] [.co.jp] [.me] [.org]などですね。
末尾もどれがいいということはありませんので、好きなものを選ぶと良いでしょう。
比較的、[.com]が安いです。
お名前.comのドメイン登録時のオプションの選び方
個人運営のブログの場合は、これら3つのオプションは不要です。
・Whois情報公開代行メール転送オプション
・ドメインプロテクション
・SSL証明書

WordPressを設定するサーバーを契約する
WordPressを設定するためにレンタルサーバーを借ります。
サーバーはエックスサーバーの一番安いプランで十分です。
コスパも高いですし、使い勝手も良いです。
エックスサーバーの契約は一番安い「X10」を選択しました。
コストは1ヶ月1000円程度です。(2020年3月現在)

サーバーにドメインを紐付ける(ネームサーバーの変更手順)
WordPress用のサーバー(土地)に取得したドメイン URL(住所)を設定します。
まずは次のネームサーバーの変更手順に沿って順番にやっていきましょう。
ネームサーバー名を確認して、コピーします。
エックスサーバー側で、ネームサーバー名を確認して、コピーします。
エックスサーバーにログインして、
下の画面のサーバー情報をクリックします。

画面下の方にネームサーバーが表示されていますので、このページを開いたまま次に進みます。

お名前.comにコピーしたネームサーバー名変更
お名前.comにログインして、ネームサーバー名を変更します。
画面左上のドメイン一覧をクリックし、
画面下にドメインのネームサーバーを「変更する」ボタンをクリックします。
「他のネームサーバーを利用」にチェックマークを入れます。
ネームサーバーの情報を先ほど開いていたエックスサーバーの画面からコピーペーストします。
24H-72Hでネームサーバーの変更が完了します。
ネームサーバーの変更完了まで次に進めませんので、しばらくお待ちください。
ご注意を!
ネームサーバーの変更が完了していない状態で次に進むと、不具合が生じる場合があります。
ブログに投稿する記事のネタを考えたり、記事作成をしたりして完了を待ちましょう。
完了したら、お名前.comのドメインの画面に
ネームサーバーの変更完了という表示が出ます。
ネームサーバ変更完了後、エックスサーバーにドメイン名を登録します。
ネームサーバーの変更が確認できたら、エックスサーバーにドメイン名を登録します。
エックスサーバーのサーバーパネルにログインします。
画面右側のドメイン設定をクリック

下の画面で、
1) ドメイン設定追加タブをクリックし、
2) ドメイン名を入力し、
3) 確認画面へ進むをクリックします。
2つのチェックボックスはそのままチェックを入れたまま進めてOKです。
・無料独自SSLを利用する
・高速化・アクセス数拡張機能

この画面で、追加するボタンをクリックして完了です。

WordPressをエックスサーバーにインストールする
次にWordpressをサーバーにインストールします。
エックスサーバーのサーバーパネルに戻り、画面下の赤枠のWordpress簡単インストールに進みます。

ドメインの選択画面で、Wordpressをインストールするためのドメインを選択します。

WordPressインストールのタブを選んで、設定対象ドメインをセットして、
下記の赤枠のxxxと書いてある部分を埋めます。
キャッシュ自動設定やデータベースは表示されているままで大丈夫です。
画面右下の確認画面に進むをクリックします。

確認画面が開くので、インストールをクリックします。
【重要】ここで設定した赤枠のユーザー名とパスワードを使ってWordpressにログインしますので、忘れないようにしてくださいね。

この画面が出たら、インストール完了。
赤枠のURLがWordpressのログイン画面です。
このURLはブックマークバーなどのお気に入りに登録しておきましょう。

上の赤枠のURLをクリックするとWordpressのログイン画面が出ます。
ようやくWordpressにログインできるようになりました!
さきほどのWordpressのユーザー名とパスワードを入力して早速ログインしてみましょう。

WordPressのテンプレートを選ぶ【Cocoonで解説します】
WordPressは無料や有料のテンプレートがたくさんあります。
このテーマはCocoonを使用しています。
Cocoonの設定方法は下記の手順で行います。
Cocoonのダウンロードはこちらのサイトでできます。
https://wp-cocoon.com/downloads/
親テーマと子テーマの両方をダウンロードします。
次にWordpressにログインして
外観からテーマを選択して、

新規追加ボタンをクリックします。

「テーマのアップロード」ボタンをクリックして
参照ボタンから先ほどダウンロードした
親テーマのzipファイル [cocoon-master.zip] を選択して、
「今すぐインストール」をクリックします。

WordPress にCocoonの親テーマのインストール(アップロード)が完了したら
テーマのページに戻るをクリックして、
子テーマのzipファイル[cocoon-child-master.zip]をインストールします。
WordPressのテーマの画面に「子テーマのインストールが完了しました。」と表示されたら、
の下の「有効化」をクリックして、
インストールしたテーマを使えるようにします。
有効化後、テーマに下記のように表示されたらOKです。
子テーマのCocoon Childが有効になっていることを確認しましょう!

WordPressのテーマには有料のテーマもあります。
お金に余裕のある方は使ってみても良いと思います。
有料テーマの購入のメリットは、ドラッグ&ドロップで簡単にレイアウトができたり、文章や写真を入れ替えるだけで使い始められる点です。
ECサイトを作りたいなど複雑な設定が必要なことがパッケージになっているので、セットアップの時間を大幅に短縮できます。
ここまできたら、Wordpressで記事を書いて公開したりすることができますが、
記事を書く前にもう少しだけ細かい設定をしておきましょう。
WordPressのブログの名前などの基本設定
WordPressのブログの名前の設定は
左のリストの外観からカスタマイズをクリックして、

左のリストのサイト基本情報をクリックして、

ブログ名と
キャッチフレーズ、
アイコン
を編集できます。

WordPress上でブログのURLをhttpsに変更
WordPress上で、ブログのURLをhttpからhttpsに書き換えます。
すぐできるのですが、超重要なのでお忘れなく!
この設定をしておかないと、ブログのURLのところに「保護されていない通信」という表示が出てしまい、安全なウェブサイトではないと言っているようなものなので、気をつけましょう。

httpsに変更するとURLのところが下記のように表示されます。
赤枠のところが錠前がロックされた表示になります。

このブログを読んでサーバーレンタルした方は、すでにサーバー上ではSSL対応になっていますので、Wordpress上で、アドレスを書き換えるだけで基本はOKです。
左のリストの設定から一般をクリックして、

入力したら、画面下の
「変更を保存」ボタンを押したら反映します。
httpsはSSLという暗号化技術で、このウェブサイトが安全ですよという証明になると思ってください。
WordPressのテーマ Cocoonの内部設定
左のリストのCocoon設定からCocoon設定をクリックします。

Cocoonの設定画面が開きます。
Cocoonなかなり多機能で、設定が色々できるようになっていますが、重要なところだけ確認していきましょう。

WordPressのヘッダー画像の表示設定変更
ヘッダータブからヘッダー背景画像を設定します。
(ブログの一番上に表示されている画像のことです。)
ヘッダー背景画像の固定はチェックを外しておくと、画像が固定されます。
画像はPIXTAなどの有料の画像を購入したり、
ACなどで著作権フリーの画像をダウンロードするか、
ご自身で撮影した写真などを使用します。

画像をアップロードしたら画面下の「変更をまとめて保存」します。画像の加工にはAdobeのPhotoshopなどがあるとキレイに加工したり、画像のサイズ変更などが簡単にできます。
無料の画像加工ソフトもあります。
WordPressの基本設定はこれで完了です。
Cocoonのカスタマイズの方法はこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせてお読みください。
WordPressで記事を投稿する方法
せっかく設定が完了したので、ブログ記事を投稿する方法にも少し触れておきますね。
ブログを書くには左のリストの投稿から、新規投稿をクリックします。

まずは、記事のタイトルを入力して、その下に文章を入れていきましょう。

WordPressの投稿編集画面では、ブロックの左側にある+マークをクリックすると色々なブロックを追加することができます。
写真などの画像を挟んでいくこともできます。
新しいブロックを追加して、
+マークをクリックして、
画像をアップロードするとそのブロックに画像が表示されます。

ブロックに文章を打っていく時に、Enter(改行キー)を押すと新しいブロックができていきます。
同じブロックの中で改行するには
Shift+Enterキーで改行できます。
WordPress 記事のプレビュー
WordPressにブログ記事を入力したあと、公開前にどんな感じに見えるかを確認することができます。
右上のプレビューボタンを押すと、プレビュー画面が開きます。

入力が終わったら右側の公開ボタンで公開します。
公開予定日時を指定したり、そのページにアクセスするためにパスワードを設定したりすることもできます。
公開状態の右側をクリックすると、公開、非公開、パスワード保護を選ぶことができます。

WordPressの設定の7ステップまとめ
ようやくWordpressでブログ記事を書いていく準備ができました。
WordPressの設定は下記の7つのステップでできました。
・ドメイン(URL)を決めて、お名前.comで購入する
・エックスサーバーでサーバー契約する
・サーバーにドメインを紐づける
・Wordpressをエックスサーバーにインストールする
・WordpressのテンプレートCocoonをインストールする
・Wordpressのブログ名などの基本設定をする
・Cocoonの内部設定をする
ここまでできたら、記事を投稿ができます。
WordPressの設定方法とその手順は以上です。
お疲れ様でした!
これでブログを書き始める準備は整いました。
じゃあ早速記事をたくさん書こう!という方、ここからは何を書いていくかが非常に重要です。
アクセスを集めていくためにはここからもう少し準備してから記事を書いた方が無駄な作業が減らせます。
ブログの収益化をお考えならこちらの記事をどうぞ。