マルチタスクができない、とお悩みですか?
このページではマルチタスクができなくても仕事ができる理由をお伝えします。
実は頭脳労働でマルチタスクを要求される仕事はほとんどありません。
この記事を読むとマルチタスクができなくても仕事はできるということがわかります。
マルチタスクができないことを責められて辛い目にあった方は必見です。
マルチタスクができない=仕事ができない?【そんなことはありません】
職場によってはマルチタスクができないとだめだと言われたりする古い体質の会社もあると思いますが、実はスタンフォード大学などの複数の研究によって、マルチタスクは効率が悪いという研究結果が出ています。
このため、マルチタスクができなくても全く問題ありません。
また、マルチタスクだと思っていたことは実はシングルタスクを切り替えているだけだということも分かっています。
ではマルチタスクはできなくても問題ないの?
はい、結論から言うとマルチタスクができなくても問題ありません。
普通の人間はマルチタスクには向いていないからです。
最近の研究ではマルチタスクをすることによる弊害の方が大きいと言われています。
ではどのようにすればうまく仕事を終えていけるようになるかを見ていきましょう。
では人間がマルチタスクができない理由について詳しくみていきましょう。
マルチタスクができない理由(人間はみんなできません)
人間はそもそもマルチタスクはできない脳の作りになっています。
たとえば、2人の人が同時に話す内容を正しく聞き分けるだけでも至難の業ですよね。
でも1人ずつ話を聞くなら誰でもできます。
人間の脳は、脳の同じ分野を使って二つのことをするようにはできていないということです。
つまりマルチタスクには極めて向いていません。
『宇宙兄弟』のムッタのような特殊能力者でない限り、同時に考えたり、仕事をしたりすることのできる数は通常1個です。
マルチタスクができているように見える人もいる
もしあなたがマルチタスクができないことを上司や先輩に責められていて、その上司や先輩がマルチタスクをしているように見えるかもしれません。
実は、それは同時にやっているのではなくて、シングルタスクを切り替えてやっているケースがほとんどです。
特に頭の回転が早い人は切り替えが早いので、マルチタスクをしているように見えるかもしれません。
ただし、シングルタスクを何度も切り替えることで、効率は悪くなります。
マルチタスクができない人はどうすれば良いか?
マルチタスクができない人は下記の3つの点に注意することで、仕事がしやすくなると思いますので、お試しください。
複数のタスクがある時は1つずつ終わらせる
複数の仕事を抱えてしまうとどれから手をつければ良いかわからなくなりますよね。
一度に複数やるのはやめて、優先順位をつけて1つずつ終わらせるようにしましょう。
優先順位の判断基準は、
重要度と緊急度の2点です。
特に重要で緊急のものから取り掛かりましょう。
緊急度は期日が近くて、時間がかかりそうなもの(早く取りかからないと終わらないかもしれないもの)から片付けるとよいです。
タスクに取り組む時間を確保する
Googleカレンダーなどの無料ツールを使って、スケジュールを作っていくと、仕事は確実に終わっていきます。
todoリストだとそれをいつやるのかが決まっていないので、なかなか仕事が終わらないという状態に陥りがちになりますので、注意しましょう。
似たようなタスクはまとめてやる
時間を決めたら、似たような仕事を集中して処理しましょう。
例えば、メールチェックと返信はまとめて1時間で完了するというようにすると効率が上がります。
その際、他の余計なこと(他の仕事のこと)は一旦横に置いて、今のタスクに一点集中することが大切です。
マルチタスクができる例外ケース

僕のような普通の人間がマルチタスクができるケースとしては下記の2種類だと思います。
1) 「頭を使わなくてもできる作業」と「シングルタスク」の組み合わせのケース
2) 複数の人に仕事を割り振り、仕事を管理するケース
簡単にできるマルチタスク
「頭を使わなくてもできる作業」と「シングルタスク」の組み合わせなら、
マルチタスクができない方でもできるはずです。
・歩きながら歌を歌う
・歯磨きをしながら髪の毛を乾かす(慣れればできます)
・運動しながら教育系Youtubeの音声を聞く
・運転しながら喋る(僕は苦手ですが 笑)
・ご飯を食べながらYoutubeで動画を見る(小さい子供はできませんね)
というようなことならできます。(僕も毎日やっています)
これは片一方または両方がほとんど頭を使わずにできる作業だからです。
複数の人に仕事を割り振り、仕事を管理するマルチタスク
これもマルチタスクの一種と言えますね。
部下のいる方や外注業者を使っている方がやっている方法です。
自分一人ではなく、仕事を割り振ることによって複数人で複数の種類の仕事を同時こなすことができます。
経営者や管理職の方はこれを普通にやっていますね。
結果、それはあなたの成果になるので、人を使って結果的にマルチタスクを実現したと言えるでしょう。
部下や外注の人など自分以外のリソースを使ってマルチタスクを管理する方法についてはこちらの記事をどうぞ。
マルチタスクができない人が仕事を進めていく方法まとめ

この記事ではマルチタスクができない=仕事ができないのか?ということについて解説しました。
結論はマルチタスクはみんなできないので、気にしなくて良い
ということです。
マルチタスクができない理由は、
・人間の脳はそういうふうにできていない
ということでした。
また、マルチタスクができない人はどうすれば良いかについては、
・複数のタスクは一つずつやる
・タスクに取り組む時間を確保する
・似たようなタスクはまとめてする
の3つのポイントを解説しました。
マルチタスクができる例外ケースもあります。
・簡単にできるマルチタスク
・複数の人に仕事を割り振り管理するマルチタスク
また、マルチタスクのトレーニングとして料理は非常に良いですね。
複数の料理を効率よく短い時間で終わらせる練習にちょうど良いと思います。
マルチタスクができない方向けが仕事を進めていくコツについては以上です。
では今日もシングルタスクに集中して効率よく仕事に取り組みましょう!
マルチタスクが苦手な方のための仕事をサクサクこなす方法も合わせてどうぞ!